FC2ブログ

神戸の海沿いに住む自転車好き親父のブログです。Team ZitaBataに所属。自転車或いは、自転車に乗るためのKS(家族サービス)活動などの話題を取り上げたいと思います。コメントは大歓迎です。

和歌山秘境ツーリング(高野山>龍神街道>美里>貴志>和歌山)

2011年10月23日

SN3O0040_20111030140522.jpg

朝、家の前の道路は濡れていますが、天気予報を信じ折りたたみ自転車を持って、南海高野線の急行に乗り込みます。 
 
特急に乗ればトイレ付で安心、快適なのですが、トイレのために特急券の760円を払うのはもったいないので、今日は急行で行きます。
新今宮を出るときは結構空席がありましたが、駅に停まるたびに客が増えていきます。普通、郊外に向かって空いていくのに、なぜか混んでいきます。
しかも乗ってくる客の殆どは、灰化ー 違った、ハイカー。私よりも皆さん、ご高齢のようです。

サイクリストも乗り込んできます。自転車が半分、袋からはみ出しておりディスク盤が見えます。MTBのようです。

河内長野辺りから雨が降り始めます。紀見峠に向かって電車は上っていきますが、本降りモードです。峠を越えると空が明るくなりますが、雨。
橋本の手前でやっと雨が上がります。

橋本で、極楽橋行きに乗り換えます。トイレに行きたいところですが、乗り換え時間は4分しかなく、止めておきます。
6両の大型車から4両の小型車に乗客が集約され、8割方席が埋まります。客の9割はシルバー層のハイカーで、各車両に2名ぐらいずつ輪行袋を持った人がいます。

最初の駅の、紀伊清水駅からMTBerが更に乗り込んできます。
ハイカーの会話を聞くでもなく聞こえてきます。内容は、TPPに始まり、大阪都構想へ。車内、時事放談(若い人は判らないか?)状態です。

山岳区間に入ると線路は激しく蛇行し、急カーブの連続。トンネル内まで急カーブです。よくぞ、こんなところに線路を敷いた感じです。

ようやく極楽橋に到着。ここでケーブルカーに乗り換えますが、その乗り換え通路上にト・イ・レを発見。
すっきりして、ケーブルカーに乗り込みます。

4両の電車から、更に2両のケーブルカーに濃縮され、輪行のサイクリストが結構目に入ります。

高野山駅に、8:54に到着。9時前に高野山までやって来ました。

SN3O0002_20111030141012.jpg

駅前で自転車の準備をします。周りを見ると、MTBerが7~8人、準備をしています。
話を聞いていると、橋本まで車で来て、電車に乗り換えたとか。箕面から来られた方もおり、かなりのお宝ルートがあるのやも。
最後は橋本方面に下ってフィニッシュなのでしょう。

一人がメンバーに地図を配り始めます。私にも渡しそうになります。近くの方に地図を見せて頂くと、一旦、高野山大学の辺りから下り、また上ってきてというルートのようです。山域が大きいので、走り応えがあるそうです。

まずは高野山のお寺地帯への道を上っていきます。ここは前回走ったコースです。上って下って高野山の総門である大門に到着します。

SN3O0008_20111030141109.jpg

まさに高野山のお寺ベルト地帯への入口、門番といった位置取りと概観で、仁王さんが陣取っています。

SN3O0003_20111030141238.jpg

ここからが高野山観光の始まりなのですが、私のGPSはあいにく大門の前の交差点でお寺地帯から外れる方向にガイドしています。
ちょっとは観光してから行きたいところですが、今回は下り基調とはいえ、上り返しを含む和歌山までの80kmのコースを、スピードの出ない折りたたみ自転車で行く計画なので、「できるだけ早く先へ」の方針で臨みます。なんせ一人ですし、トラブルでも発生して山中で日が暮れたりしたら最悪ですから。

コースはいきなり下っていきます。2車線の快適な道路です。紅葉を期待していましたが、針葉樹が殆どで、秋を感じさせるのはススキぐらいです。

SN3O0011_20111030141329.jpg

横の山を見ると、空は邪悪な色をした雲。昨晩、確認した天気予報では、晴れだったのですが、路面は濡れています。

SN3O0014_20111030141409.jpg

そのままどんどん下り、国道との合流ポイントへ。ここまでずっと2車線でしたが、1台の車ともすれ違いも、追い越しもありませんでした。
ちなみに国道の高野山方面は、大型車通行不可 とあります。なんかそそられる記述です。あっち経由の方が良かったかも。

R0015012.jpg

ここで川を渡ります。

SN3O0012_20111030141602.jpg

ここからは、有田方面の国道に針路を取ります。龍神街道です。しかし、国道に入ったとたん幅が狭くなります。しかも上り始めます。川沿いに下るコース取りなのですが、川沿いは地形が険しいのか、道路の方は中腹のかなり高い位置を高巻しています。岐阜や徳島の川沿いでもあった、(川沿いに)下っているのに上っているパターンです。

途中、ポツポツと雨が落ちてきます。雲は切れているので、局所的な雨のようなので、スピードを上げて雨域からの脱出を図ります。いつの間にか、こんなに上がっています。

SN3O0017_20111030141656.jpg

トイレと書かれた建物が見えてきます。高野山以来初めての小さな集落です。ここまでずっと人家はありませんでした。トイレはありがたく利用させて頂きます。

SN3O0018_20111030141757.jpg

バス停もあります。これでトラブっても安心と思ったら大間違い。バスは1日3便しかなく、しかも昼の1便は土日は運休。次のバスは夕方までありません。

SN3O0019_20111030141827.jpg

道のサイドは良い具合に苔むしています。

SN3O0020_20111030141857.jpg

恐竜館、15kmとの案内が。いったい、どんな世界なのでしょうか。

SN3O0021_20111030141942.jpg

どんどん下っていき、川沿いのレベルまで下ると、川沿いの道に合流します。小さな集落がありますが、ドリンクの自販機などはありません。ここで支流の上流方向へ向かう龍神街道と別れ、有田川沿いの国道480号に乗ります。

SN3O0023_20111030142210.jpg

ちなみに、ここまでのコース、AUはずっと圏外です。なんか凄い秘境にやってきたのかもしれません。
写真の多くは携帯電話で撮影しているのですが、1枚撮るごとに保存ボタンを押す必要があります。なにげなくいつもの画面を眺めていると、GPSの文字が。今まで気づかなかった表示で、試しに押してみます。GPSの情報を得るかの確認メッセージが出力され、はい を押すとGPSの位置情報の収集を開始し、写真に情報が添付されました。
この携帯電話、今年の1月にAUに引っ越した際に入手したのですが、半年以上、GPSの機能があるなんて知りませんでした。
今時の携帯電話は皆、GPS機能を持っているのでしょうか。

川を渡ります。キャンプ場があったようですが閉鎖されており、川の岸は大きく削られています。台風の大雨で洗削されたのでしょうか。

SN3O0024_20111030142245.jpg

川に沿って下っていきますが、ややアゲインストの風です。
そして恐竜館への分岐へ。この上にあるようです。ちょっと興味を引きますが、時間が無いのでパスします。

SN3O0025_20111030142318.jpg

あとで調べると、鉱山跡の坑道を洞窟に見立て、そこに恐竜を展示しているとか。しかも、洞窟内には恐竜の鳴き声が響き渡るとか。
狭くて暗い洞窟に恐竜が現れれば迫力ありますよね。なかなかのアイデアではないでしょうか。

恐竜ランド&極楽洞

ここから更に有田川に沿って下っていきます。派手はペイントのある学校があります。かなり高いところまで描かれています。

SN3O0026_20111030144552.jpg

吊橋も見えます。見どころが多く、なかなか先に進みません。渡ってみたいですが、先を急ぎます。

SN3O0027_20111030142516.jpg

まっすぐ下れば有田に到達しますが、このポイントで右折。

SN3O0028_20111030142550.jpg

支流の川に沿って遡ります。折りたたみにはちょっときつい坂がダラダラと長く続きます。
車はあんまり来ませんが、途中、登坂車線まで現れます。これは長期戦の覚悟が必要です。カーブを曲がるたび、トンネルを期待しますが、川の流量を見ると、まだまだといった感で遡行が続きます。途中、東屋のあるポイントで補給食を摂ります。ここまで、コンビニどころか、信号一つないエリアで、昼食ポイントなど全く期待できないコースです。

ようやく最初のトンネルに到達です。あまり往来の無さそうなところですが、立派なトンネルが掘られています。名称は花園美里トンネルで、地藏峠の下を掘り抜き、2018mあります。

SN3O0030_20111030142749.jpg

長いですが、まだ新しいトンネルで、不気味さはありません。

R0015015.jpg

隣の谷に降り立ち、貴志川沿いに下ります。この谷を川に沿って下り続けると、遠回りになりますが貴志に出ます。

SN3O0031_20111030152616.jpg

しばらくは川沿いに進みます。今度は国道370号です。家は極めて少ないのに、山を挟んで両側の谷に国道が平行する贅沢な?地域です。
あまり距離が稼げていないので、ピッチを上げます。と言っても、折りたたみ自転車なので、25km/hぐらいを維持するのがやっと。
車道の橋に平行して吊橋がかかっています。

SN3O0033_20111030155759.jpg

今日のコースは吊橋が多く、徳島の那賀川流域によく似ています。岐阜や徳島並みの秘境感です。

でっかい岩を橋脚にした橋が現れます。

SN3O003411.jpg

回り込むと、岩の上には鳥居があります。神社でしょうか? あの岩がご神体なのか?
橋ではなく、両岸から伸びてきた参道かもしれません。

R0015017.jpg

先を急ぎます。谷が開けたり、

SN3O0037_20111030160340.jpg

渓谷沿いになったり、

SN3O0039_20111030160425.jpg

またまた吊橋が現れたり、

SN3O0040_20111030160509.jpg

崖崩れで交互通行のポイントがあったり、

R0015020.jpg

柿の実る集落に入ったり、

SN3O0043_20111030160602.jpg

川を跨ぐ、自家用ロープウェーが現れたり、

SN3O0044_20111030160712.jpg

そして次の右折ポイントは唐突に現れます。

SN3O004511.jpg

国道の家屋に並んで、パックリ口を空けています。道路のすぐ横がトンネルの入口です。

これですぐ隣の谷にお邪魔し、更に本格的に隣の谷へと続くコースに入ります。今度はアプローチも短くすぐに坑口へ。上ノ城トンネルで長さは1,416m。中の照明が暗く見えます。

SN3O0048_20111030162929.jpg

しかし、中に入ると暗さは感じません。
しばらく行くと、こんなスイッチが。必ず押すように書いてあります。

R0015023.jpg

押しますが、変化はありません。既にONになっているのでしょうか。と言うことは、OFFの際は真っ暗なのでしょうか。
実は入口にセンサーがあり、これにより照明が反応するそうです。
施工された業者さんのHPに作品の説明がありました。

紀州サン・リゾート線上ノ城トンネル

照明と照明のインターバルとなる区間は路面が真っ暗になったりしますが、歩道も広く、路面は暗くても次の照明自体は見えているので、問題なくクリアー。抜けると、もう1本トンネルがあります。

これを抜けると、少し下りがあり、隣の谷に降り立ちます。ここは真国川の谷ですが、この谷を下るとこの先で先ほどの谷にまた合流してしまうので、そのまま川沿いの道路を交差し、更にもうひとつ隣の谷へと向かう道に取りつきます。
今日は、最初の谷から3つ隣の谷へと移動を繰り返すコースになっています。

そして、雨山トンネルへ。このトンネルは上り基調だったような。(うろ覚え)

SN3O0049.jpg

トンネルを抜けると今度は長い下り坂。車はめったにやって来ませんが、2車線あり快適にぶっ飛ばせます。あんまりスピードを出しすぎたのか、ハンドルに取り付けたボトルゲージから、ペットボトルが吹っ飛び、回収の為に急停車します。キャップがボコボコになっています。飛ばしすぎの戒めとしてペットボトルが犠牲になってくれたのかもしれません。

次の谷は、ダム湖に出てきます。山田ダムの貯水池です。
ダム湖を抜けると土地が開け、渓谷ツーリングは終了です。
ここからは、GPSにアップロードしてきたコースガイドに沿って進みます。

SN3O0051_20111030163521.jpg

走ってみると結構狭い道が多く、小刻みなアップダウンのあるルートを取っていました。この辺りは地図では読み取れなかったです。
やがてわかやま鉄道貴志川線の線路が見え、鉄道沿いの道に吸収されます。

SN3O0053_20111030163616.jpg

ちなみに、この鉄道の終点、貴志駅は、猫の「たま駅長」のいる駅です。たま駅長は取締役で偉いさんです。
貴志駅に寄ろうかとも考えましたが、たま駅長は日曜日はお休みとの記述もあり止めました。
ここでコンビニに寄り、ようやく昼食です。が、おにぎりは全部売り切れ。店の前で、一人サンドイッチを食べていると、イチゴの絵の書かれた電車が行きました。が、ここでGPSがハングアップ。何を押しても反応しないので、裏蓋を開けてバッテリーを外し、リセットします。
これで、今日ここまでの走行ログは台無しです。気を取り直して、これからのルートを表示させ再スタートします。

ここからは2車線の道路を和歌山まで走ります。しかし車が多く、路側帯は無いので、とんでもなく走りにくいです。和歌山市街に向かうには何度か曲がる必要がありますが、GPSのおかげでパーフェクトにクリアーし、気が付くとJR和歌山駅のすぐ近くまで来ています。

しかし、ひねくれ者の私はJRの駅を無視し、南海の駅のある和歌山市駅を目指します。
多分、距離は3,4kmでしょうが、ここから和歌山市駅までは信号のオンパレードで、ストップ アンド ゴーの繰り返しでなかなか進みません。
長い信号待ちがあり横を見ると、川か、運河が見えます。せっかくなので、パチリ。

SN3O0055_20111030163712.jpg

15時過ぎに和歌山駅にゴール。
駅前広場で急ぎ、自転車をたたみます。南海の特急は30分ごとで、毎時00,30分発です。始発で座れないとほぼ絶望的なので、トイレ、キップ購入と急ぎ済ませ、ホームへ15:20頃に降り立ちます。余裕で車端だけにあるクロスシートの席に座れます。隣の席の夫婦が、ここの駅は、昔はもっと電車があったのに寂れたねといったような会話をしています。和歌山自体が地盤沈下しているのと、大阪駅直通&15分サイクルとなった、JRの紀州路快速に押されているのでしょう。

電車は紀ノ川を渡り、府県境の山越えに入ります。山の中をしばらく行くとニュータウン開発のようなエリアを行きます。和歌山大学があるようです。新駅も建設中です。ふじと台のプロジェクトのようです。

ふじと台のMAP

劣勢の南海の援軍になるでしょうか。
しかし、南紀方面に直通できるJRは手強いです。

向側の席には、披露宴帰りらしき酒臭いおっさんが座っているのですが、「堺で起こしてくれ」と頼んで寝てしまたので、私は寝る訳にもいかず外を眺めます。
しかし、和歌山、大阪間の長いこと。1時間近くかかってやっと新今宮です。ちなみに堺のおっちゃんは、ご機嫌で(堺で)出て行きました。

ここで環状線に乗り換えますが、やってきたのは紀州路・関空快速。和歌山からJRに乗っていても、結局この電車だったのかもしれません。
(あとで調べると南海の方が速く、JRだともう一本あとの電車と判明。 どうでも良いことですが)
大阪でも絶妙のタイミングで快速に乗り換え、比較的ロスタイム少なく帰ってきましたが、それでも須磨駅着は17:30を回ります。
たっぷり2時間コースで、やっぱり和歌山は遠かった。しかし、本日の交通費は往復で、2,920円で、これだけ遠出したのにトータルでの出費も4,000円ほどでした。

和歌山もなかなか山が深く、岐阜や徳島に匹敵する秘境感が味わえ、早起きは必要ですが、日帰りで、比較的リーズナブルに味わえるなかなかのコースでした。
最初のトンネルまでの上りが長くつらいですが、これもロードならもっと軽くクリアーできると思います。ロードなら和歌山を通り越して、もっと大阪寄りまで走ることも可能だと思います。

あと、写真を見ると路面が濡れているのが多いのですが、前日の天気予報では「晴れ」ながら、実際は曇り&小雨(短時間ですが)で、路面は濡れているセクションが多く、ついさっきまで降っていたという感じのケースも多く、かなり運に助けられて濡れずに済んだという感があります。


本日の走行距離   77.6km

獲得標高 上り    823m   
     下り   1662m
     (ルートラボでのデータ)

データラボ



コメントは大歓迎です。
関連記事
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

休日はチャリおやじ

Author:休日はチャリおやじ
神戸の海沿いに住む自転車好き親父のブログです。Team ZitaBataに所属。自転車或いは、自転車に乗るためのKS(家族サービス)活動などの話題を取り上げたいと思います。
コメントは大歓迎です。

カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
神戸とけい

神戸の会社設立屋が送る神戸時計
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード
この記事のアクセス
フリーエリア
ブログ内検索
FC2カウンター
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最近の記事
月別アーカイブ
リンク