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神戸の海沿いに住む自転車好き親父のブログです。Team ZitaBataに所属。自転車或いは、自転車に乗るためのKS(家族サービス)活動などの話題を取り上げたいと思います。コメントは大歓迎です。

NAHAマラソン 当日編(後半戦)

2012年12月 4日

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NAHAマラソン 当日編(前半戦) へ

<中間地点 ~ 34.1kmの関門>
中間地点の関門を制限時間の3分前に通過します。無事、関門を越えたので給水をと思いますが、給水所は関門の手前にあり、くぐった先には見当たりません。すぐ横を見るとドリンクの自販機があります。
コースマップ
 
自販機の列に並びます。前には会社の方が。でもつり銭切れで買えないようです。私はこんなときのために小銭を持ってきていたので、めでたくアクエリアスを入手します。

10月の神戸マラソンを観戦したのですが、給水所の水が無くなり、その先のドリンクの自販機にランナーが列を作っていたのですが、せっかく順番が巡ってきても「つり銭切れで買えへん!」と叫びながら諦めて去っていく姿をみていたので、100円玉の他、50円や10円数枚を持ってきていたのです。

さて、500mlのアクエリアスを手に入れましたが、ドリンクホルダーのある自転車と違って持ったまま走れませんので、ここで一気に飲み干すことにします。水より飲みやすく、吸収も早そうです。でも、500mlを一気には飲めないので、少々時間がかかります。飲んでいるうちに、すぐ手前の関門がタイムオーバーで閉まってしまいます。
これはまずいと慌てて戦線に復帰。でも、もう後ろからはやって来ないので、今現在、制限にかかっていないランナーでほんとの一番後ろになってしまいました。

ちなみに先ほどの会社の方はここでリタイヤし、ビールを飲んで、収容バスで帰ってきたとか。

ほんとの最後尾になったので、これはいかんと走り続けます。中間の関門を越えてホッとしたのか、歩いている方が結構います。
最後尾から脱出したい私は、どんどん追い越します。

会社の方を前方に見かけ、追いつきます。声をかけますが、追い越して先を行きます。
ちなみにこの方、この後、収容バスに追いつかれ、強制収用されたとか。

ひめゆりの塔の前付近を通過します。観光地らしく、また私設エイドステーションのようなところもあり、寄り道しているランナーもいます。しかし、時間がぎりぎりの筈なので、寄り道は諦め通過します。

中間地点まで行けるかと思ってスタートしましたが、25kmを過ぎて、まだ走れています。というか、歩いている人が多いのでずっと追い抜き続けています。

道はいつしか北向きに針路を変えています。この付近はアップダウンもなく平坦なので、一定ペースで走れます。ただ、道路が2車線しかなく、センターラインにコーンが置かれており、マラソンコースは左側1車線のみです。この1車線の中をランダムに歩いている人がおり、なかなか追い抜くのも容易ではありません。ときおりコーンを越えてアウターから追い抜きをかけますが、すぐにボランティアの警備員にコースに戻されます。また、車やバスもやってくるので、対向車線に出るのはリスク大です。

とあるポイントで、「次の関門まで3.1kmで、残り24分!」と聞かされます。「えっ、これって無理では?」 1km8分ならギリギリアウト。7分ならスレスレセーフか? などと頭の中で算数が始まります。「きっ、厳しい!!!」 これが本音。
「もう無理かも」 との考えがよぎります。でも、34km地点の関門を越えれば、完走をぐっと手繰り寄せられるのではとも考えます。どうせリタイアするにも、34km地点までは行かないとバスはないので、とりあえず34km地点までがんばろうとギアチェンジします。が、ギアチェンジしたのは気持ちだけで、ペースはそんなに上がっていないような。

途中に糸満ロータリーが現れます。自転車では楽に通過したポイントですが、今日は非常に辛い距離にあるポイントです。

ここの3.1kmはほんとプレッシャーです。歩きたい衝動にかられます。
歩きたい、でも、せっかくここまで来てゴールできないと勿体ない。「歩きたい」「もったいない」「歩きたい」「もったいない」の連続です。
1秒でも節約したい状況だと言い聞かせ、自分を前に進ませます。前方には、風車コスチュームの方が走っています。後ろには「ちばりよー 東北」の文字。なぜか私が励まされます。

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ちなみに壊れる前はこんな感じでした。

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やがてファッショナブルなウエアに身を包み、帽子の後ろからポニーテールの髪の揺れる女性ランナーの二人組みが前に現れます。
前にこのような2人組がいると、なぜかいくらでも走れるような気がしてきます。がんばります。2人が前方の方を追い越すと、私も続いて追い越します。しばらくはマインド面をリードいただきます。
しかし、1人がバテたのか大きくスピードダウン。時間が無いのでスピードダウンまでおつきあいすることはできず、先を行きます。

この付近、1kmが長いです。これでもか、これでもか、と走って、やっと1kmの進捗。それでも確実に前に進んでおり、33km地点を通過。時計を見ると、「これは行けるかも」という気になってきます。でも、その後の1kmがまた長い。関門はなかなか見えてきません。

道が広がった気がすると、阿波根交差点です。34km地点の関門を突破しました。制限時間の残り時間は3分を切っての通過です。

<34.1kmの関門 ~ ゴール>
やれやれです。なんか、完走への切符を掴んだようなマインドになります。関門をスレスレで通過して、その安堵感からか、私も周りの方も歩き始めます。やれやれ といった気分ですが、また算数が始まります。ゴールまで残りが約8km。残り時間が1時間15分。時速6kmで歩くとちょっと時間が足りないような・・・ 「やっぱり走らなきゃ駄目だ」 「ここまでくらいついて完走できなかったら勿体ないし、悔いがのこるぞ!」 周りの方が歩いている中、また走り始めました。

あと8km。自転車なら楽勝の距離です。が、今日はラン。1kmが長い、重い。ほんと1km縮めるのに必死です。
走っていますが、早歩きしているのとそんなに変わらないペースだと思います。
とはいえ、前半戦は周りはJグループの方ばかりで、なかなかJの集団を脱せ無かったのですが、いつの間にやら、周りはJグループの方の比率はぐっと減り、いろんなアルファベットが混じっています。まあ、私が追いついたというより、前方から落ちてきた方たちなのでしょうが、着実に前に出ているようです。

マッサージステーションのようなところもあり、マッサージを受けている方がいます。でも、のんびりマッサージを受けていてゴールに間に合うのでしょうか。他人事ながら気になります。

マッサージを受けている人、歩いている人、とにかくどんどん追い抜いて前へ、前へ、出ます。
やがてバイパスが見えてきます。空港方面に向かうバイパスです。ここで空港方面にコースは左折。バイパスの側道のようなところを行きますが、沿道には、水や黒砂糖など補給物資を提供してくれる市民の方が、ずらりと並んでいます。

沿道には、サロメチールを貸してくれる方がおられ、ありがたく塗らせて頂きます。これ、結構効きます。このようなサービスを思いつく方は、きっとマラソン経験のある方なんだろうと思います。

那覇空港の南方より小禄バイパスに入ります。片側3車線のうち、一番外側の車線がマラソンコースにあてがわれています。コースの隣の車線は車が走っており、修学旅行生らしき団体を乗せた観光バスもすれ違います。バスによっては窓が全開となっており、熱心に声援を送ってくれたりします。
また、歩道側も市民の方がずらりと並び、しきりに「もう少し!」「あとxxkm!」とガンバレのニュアンスを込めた声援を受けます。

この付近は微妙に緩い上り坂です。自転車なら、ほぼ平地と同じように上れる坂ですが、40km近い距離を走ってきた脚には堪えます。
もう歩いているのと殆ど変わらないスピードしか出ていません。1kmあたり9分ほどかかっています。残りの距離を9分ペースで計算すると、ぎりぎり2,3分差でゴール可能ですが、これ以上のペースダウンは即レッドゾーンです。歩くなんてもってのほかですが、もういっぱいいっぱい、見えている丘のピークらしきところまで行けば下りになる、楽になる と言い聞かせ、体を前へと進ませます。

ピークに見えたところはモノレールの通る道路との交差点で、コースはモノレール下の道を更に緩やかに上っています。辛いですが、ここを乗り切れば、と最後のひと踏ん張りです。ここでスピードダウンせずに走り続けられれば、フルマラソンの完走という快挙が現実的になるのです。
でも、歩いている人が結構います。追い抜いていきますが、「ここで走ればゴールできるけど、このまま歩いていれば間に合わないのでは? もったいない事になるのでは」という気がします。
しかし、私の想像以上に脚が動かないのかもしれません。

ようやくピークに達します。市街地に向かっての一気の下りに転じます。が、脚がはっていて、思ったほどペースアップはできないです。下りになっても、ペースアップも、楽もできないのが自転車と違い辛いところです。
結構長く感じる坂を下りきると、左折してモノレール下の道から外れ、奥武山公園方面に向かいます。500m程先に野球場が見えます。
コースは確か、あの脇を通り、野球場1個分を通過し、その先にある陸上競技場をぐるりと1周すればゴールの筈です。ゴールが読めるところまで来てしまいました。
でも、ここで脚がつったり、何らかのアクシデントがあれば、余裕時間を持っていないので、即アウト! です。
「気持の上で油断するなよ!」 と自分に言い聞かせつつ、慎重かつ、それでも前へ進みます。公園内に入ると地元の高校生らしき少年たちが沿道にずらりと並び手を差し出しています。前のランナーが、それら全部とタッチしながらゴールに向かっています。私も真似して手を出します。高校生(男)たちの手が次々にあたっていきます。なんとも気持ちの良い瞬間です。普段なら絶対にやらないけど、今日は別です。

高校生の列が尽きると、前がパッと開け、陸上競技場へ。ここを1周すれば、フルマラソン完走となります。最短のインコースとなる左端を走りたいところですが、応援団が右側に陣取っているので、アウト側になるけど、最後は右側を行くように指示がありました。

アウト側いっぱいをゆっくりと進みます。周りを見回しますが、応援団はみつかりません。カーブを曲がりきるあたりに、居ました。居ました。
脚はいっぱいいっぱいですが、上半身は元気なので、めいっぱい手を振ります。

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写真では、フルマラソンを走ったようには見えませんね。ペースが遅いせいか、息も全く上がらず、表情にも余裕があります。

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ゴールのアーチ前の時計を見ると、制限時間6時間15分のところ、6時間11分台を刻んでいます。3分ほど残してゴールラインを通過します。
いやー やってしまいました。フルマラソンを走りきってしまいました。
・8月にエントリーしてからずっと重石のように乗っかっていたNAHAマラソン。
・自分には縁がないというか、絶対無理と思っていたフルマラソン
タイムはスレスレでしたが、なんか久々の達成感です。自転車で初めて淡路島1周を達成したときのような・・・

しかし、6時間15分という、半端な15分に救われました。この15分、非常に意味のある15分でありました。
トイレロスの最小化、上り坂でも歩かずに走り続けたこと、いろんなことが積み重なって、この15分というボーナスタイム?に収まったように思います。

まだまだランナーが競技場に帰ってきます。そんな中、「パン、パーン」と号砲が鳴りマラソン終了を伝えます。
ゴール前には多くのランナーがいましたが、みなさん、残念な結果となります。いったい、どんな心境やら。でも時計を持っているのだから、予想はついていたのでしょうけどね。

ゴール後はすぐに完走証が発行されます。ゼッケンに付いたICチップでスタート、ゴールが計測されているので、その場でタイムも印字されます。

順位      15,536位
タイム   6時間10分49秒
参考タイム 5時間46分56秒

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参考タイムはスタートラインを通過するまでの時間を差し引いた賞味の時間のようです。

参加者は約23,988人に対し、完走者は17,058人。スタートした際に私より後ろにいた方は、多く見積もって1,000人ぐらい。ほぼ最後尾からスタートしたので単純計算で5,000人ぐらい追い抜いた事になります。追い越し基調だったのもモチベーション維持につながったのかもしれません。

記念のメダルも頂きます。

しばらく会場をうろつきます。完走証を持っていけば、焼肉をくれるブースに行きますが、さすがにこのタイミングのゴールでは長蛇の列で、肉は諦めます。
代わりに、エアーサロンパスなどを売っているブースがあり、ここでサロメチールを購入します。ここのブース、入口に2段ほどの階段があるのですが、出る際、これを下りるのが辛い。さっそく来ています。長居は無用と、余韻に浸りつつ公園を後にします。が、広いのと脚が動かないのでなかなか出られません。 

ホテルに戻って一休みすると、夜は宴が開かれます。沖縄料理と島唄の店です。

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みなさん無事一大イベントが終わってホッとした表情です。
島唄の生演奏が始まります。

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沖縄の料理を満喫してお開きとなります。ホテルへの帰り、スーパーで SPAM を子供への土産に買って帰ります。
ハムのような食材の缶詰です。

さて、明日は脚がどうなっていることやら。


P.S.

マラソンは、さすがのスパイダーマンも苦しそう。

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また、地元からは、オリオンビールの参加も。

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翌日のドライブ編へ
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コメント
完走おめでとうございます。
ギリギリ間に合って良かったですね。

私も来年は自分の限界ギリギリの何かに挑戦したいなぁ。
2011/12/31(土) 07:18 | URL | ちゃまリン #-[ 編集]
コメントありがとうござます。

フルマラソンは、淡路島1周よりきつかったです。
やっぱり1kmが長いというか、重かったです。
下りも脚にきますしね。

来年のチャレンジですが、サイスポの俺チャレみたいなのは、いかがですか。
2011/12/31(土) 08:38 | URL | 自転車好き #-[ 編集]
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