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神戸の海沿いに住む自転車好き親父のブログです。Team ZitaBataに所属。自転車或いは、自転車に乗るためのKS(家族サービス)活動などの話題を取り上げたいと思います。コメントは大歓迎です。

郡上ツーリング(サイクリング) 2008 

2008年8月14日~15日

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無くなってしまった、ZitaBataのHPからのリバイバル版です。

<プロローグ>

一昨年は念願の、飛騨高山から郡上八幡へと続く「せせらぎ街道」ツーリングに出かけました。山深い清流コースを辿り、水の都「郡上八幡」を初めて探訪し、日本にはまだまだ知らない風景があるのだと驚くと共に、新鮮な旅でもありました。
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昨年、郡上八幡を再訪しようという事になり、第2弾の郡上おどりツーリングが企画されましたが、一昨年のコースは、標高1100m超の西ウレ峠を越えるためきつく、この峠を避けつつ、秘境感の期待できそうな馬瀬川に沿ったルートを辿り、負荷を下げつつ楽しめるルートの開拓に成功しまさした。
尚、昨年のコース選定の際は、他のコースも検討していました。
・小川峠を越えて、郡上市の明宝地区に至るルート
・堀越峠を越えて、ダイレクトに郡上八幡に至るルート
しかし、前者は標高910mの小川峠を越えねばならず、また地図で見る限り峠前後の道はかなりのつづれ折り。後者はコースへの高山線の最寄駅となる飛騨金山からの走行距離が短すぎるので、双方とも却下となっていました。

しかし今回、3回目のツーリングのコース選定にあたり、今までと同じコースは通りたくないというか、新たなコースを開拓したいとの思いは強く、今回は上記の2つの峠超えを組み込んだコース設定としました。
宿泊地は郡上八幡としたかったのですが、徹夜踊りの期間という事もあり宿が確保できず、郡上八幡まで、高山より18kmほど手前となる明宝地区に確保しました。

コースマップ 

より大きな地図で 2008年8月14日~15日 を表示
青:1日目のルート
赤:バス利用のルート
緑:2日目のルート

<2008年8月15日>

今回も、JRの特急「ワイドビューひだ」25号で出発。新大阪駅発は8:03。私は5:30に起きて、須磨駅6:40の快速に乗れば十分に間に合うのですが、5時に目が開きます。
新大阪駅には40分も前につき、新幹線でやってくるY永さんを待ちます。
到着早々、Y永さんいわく、やたらカメラを構えた鉄ちゃん(鉄道マニア)がいたとのこと。「あいつらは早朝から暇か?ニワトリか?」のように言っていますが、聞くと彼の乗った新幹線は、0系(初代の丸っこい新幹線)との事。彼らの獲物はそれです。(0系は地球上から11月30日で完全に引退の予定)東海道新幹線からはとっくにいなくなった0系ですが、物持ちのよい?山陽区間には最後の残党が力走を続けており、そのマニア垂涎の列車に彼は乗ってきたのです。
勿論、Y永さんにとっては何の価値も感じないレトロな電車だったのでしょうけど。

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「ワイドビューひだ」に乗り、飛騨金山駅に到着。今日はここから郡上市の明宝を目指します。

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馬瀬川に沿って遡ります。早速、水のみポイントを発見。

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馬瀬川第2ダムを通り、岩屋ダムへと上ります。ダムへの上りは長くなかなか終わりません。途中、金山巨石群があり、ちょっと寄り道します。

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ようやくダムの上に到着。ダムの上を風が吹き抜ける風で涼みながら、ダムの案内放送を聞きます。このダム高さが127mあるそうです。ということは、127mの標高差を一気に上ってきたことになります。また、石を積み上げたロックフィルダムのため、コンクリート製のダムと違い、とても容積が大きいです。

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ダムの上はこんな感じ。

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ダムの上から下流方向を見ると、こんな感じ。

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かなりの高低差があります。下流側に水がたまっているのは、馬瀬川第2ダムのダム湖となっており、これらのダム2つで揚水式発電所となっているためです。

ここからしばらくは、ダム湖沿いのフラットな道を行きます。メインルートの国道とは対岸のルートに進路を取ったので車もやってきません。

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やがて、ダム湖に沈んでいた段々畑が見えているポイントにやってきます。満水時は湖底に沈んでいるのでしょう。

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やがてダム湖も尽き、また馬瀬川の支流である弓掛川に沿って遡ります。キャンプらしきエリアに渓流ポイント現れます。

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渓流沿いに1車線となった道路を先へ急ぎますときおり車がやってきますが、ここまで来るとさすがに少ないです。というより、こんな渓谷の奥に用事のある人がいるのだろうかといった雰囲気です。

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上り基調ですが、比較的緩やかなのと、曇っていることもあり、結構ペースよく上っていきます。でもそれだけではなく、急がねばならない理由があったのです。

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やがて谷が開け、田んぼが見えてきます。渓谷沿いを走っているときは、この奥に田畑や人家のあるような開けた土地があるなんて信じがたいのですが、地形とは不思議なものです。
土地が開け、人家が現れると、あるものを探します。トイレでも、ドリンクの自販機でもありません。
バス停です。実はこの先には、標高910mの小川峠が控えているのですが、今回はこのルートにバスがあることを発見。で、峠超えはバスを利用しようとなったのですが、1日たったの3往復。しかも日曜日は運行なしという状況。乗り損なえば、押して峠越え間違いなしという状況だったので、15:21のバスに絶対に間に合う必要があったのです。地元の方にバスの運行を確認し、一安心。

バス停をみつけ、バスの運行も確認できたところで、ドリンクを購入。今日3本目かな。でも、こんな山奥でも500mlのドリンクが150円で入手できるなんてありがたいことです。

終点のバス停では、バスの時間まで30分近くあるので、更に進み「寺前」というバス停で待ちます。
やってきたバスがマイクロバスクラスのバス。客は0です。ここで我々2名と、地元の高校生らしき青年の1名が乗車します。バスは通路が狭いので、自転車は折りたたんでいても、椅子の肘掛より上まで持ち上げないとひっかかります。空いていて良かった。

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この先乗客は増えず、峠に向かいます。新しい幅広の橋が平行して現れます。橋の部分は完成していますが、前後の道路部分は荒地なので、バイパスを建設中なのでしょうか。道はいきなり方向を変え、一気に急勾配&小刻みなつづれ折りの道に斜面にへばりつくように上り始めます。バイパスらしき道は、谷をますぐに進んでいったので、トンネルが掘られるのでしょうか。

峠への上りは傾斜が緩むこともなく、ひたすらカーブ&登坂を繰り返します。道幅も狭いのでスピードも出ずバスで越えるにはなかなか厳しい峠です。

やがて峠らしきポイントを通過。今から下っていく谷方向が見えますが、谷の深く急なこと。この峠のある山塊は、まるで屏風のようにせり立っているようです。下りも急勾配&ヘアピンカーブの連続。
チャリで越えなくて良かった。

峠を楽々と越えさせて頂き、「郵便局前」というバス停で下車。運賃は400円。この400円はとっても価値のあるものに感じました。
で、チャリを再度組み立てたところで、夕立がやってきます。地元の高校生共々、屋根のあるバス停小屋に避難。

雨宿りの間、吉永さんが高校生君にいろいろインタビューします。
まず、バスに乗った小川地区には小学校までしかなく、中学校以降は、毎日この峠を越えて通学との事。
1日3往復しかないバスは使っておらず、仕事場が学校の近くにある母親に送ってもらっているそう。
毎日あんな峠を越えたら、原油高はこたえるだろうな。
で、今日は更に郡上八幡行きのバスに乗り換え、郡上八幡へ友人と花火を見に行くそうです。とは言え
乗り継ぎのバスまで1時間以上あります。彼は雨が降らなくても、ここで1時間以上待たなければならなかった訳です。勿論、立ち読みして時間つぶしのできるコンビニなどありません。
で、どうやって帰るのかを聞くと、友人のところに泊めてもらそうです。
冬は雪も積もるだろうし、ほんと、大変だろうなと思います。ちなみにバイパスについては、「そんな話もあった」という過去形でした。

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結局1時間以上雨宿りをし、小雨になったタイミングで出発しますが、また雨脚が強くなりバス停から1kmほどしか離れていない宿に到着した際は、結局濡れてしまいました。
1日目のツーリングは無事終了。本日の走行距離は、42kmでした。

今回も夕食は豪華メニュー

明宝ハム

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イワナの塩焼き

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山菜のてんぷら

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飛騨牛のたたき

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豆腐の陶板焼き
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今日の郡上八幡は、徹夜踊りの日。とはいえ、この宿から郡上八幡までは18kmもあります。しかし、Y永さんは踊りを諦めていない様子。でも、バスも本数はないし、チャリで行けば帰りは18kmに渡り延々と上りになるし、タクシーなんて走ってるの?って感じのロケーションなので、車がない限り無理でしょう。

しかし、私の常識を越えたところにいるのがY永さん。早速、宿のおばちゃんに交渉に向かったようです。で、これからやってくる女性のお客さんでタクシーで郡上八幡に向かう方がおられるので、いっしょに行けばとの仲介情報をゲットして帰ってきます。
タクシーは割り勘、しかも女性といっしょ となると行く以外に選択肢などないと迫ってきます。行かない理由も思いつかず、行くことにします。あとは、出発の連絡を待ちます。
が、しばらくすると、またまた激しい降雨が。
郡上八幡で降れば、雨宿りなどする場所もないし、タクシーも捕まらんやろ、それにチャリに乗りに来たんとちゃうんかと、逆に説得、彼の踊りは夢と消えました。


<2008年8月16日>

宿を7:40頃に出発し、約18km離れた郡上八幡を目指します。吉田川に沿ってひたすら下りです。
途中、いつもの水のみポイントで休憩。ここへやってくるのも、早や3回目です。

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1時間弱で郡上八幡に到着。今日は郡上八幡を9時前に出発するバスに乗る必要があるので、あまり観光はできません。乗りそこなうと2時間後です。
バス乗り場へ向かいつつ、市内の景色を楽しみます。市内の至る所に水が湧いています。

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途中、小さなスーパーをみつけ洗濯物などを宅急便で送り、軽量化を図ります。ここで、昨晩、雨が降ったかを吉永さんが、店のおばちゃんに質問。すると、「ちょっと降ったけど、あんまり降らんかったね。まあ、踊る人は雨でも関係なしに徹夜で踊るけど」吉永さんに後悔の表情が広がったような・・・
踊りの余韻の残るような市内を経由し、早い目にバス乗り場でスタンバイします。

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バスは昨日のバスよりは大きかったですが、乗客は我々2名を含め、総勢3名。もう1名は、鍾乳洞のおっちゃんで、「わしの鍾乳洞は夏でも13度や」と言ってました。

バスは、きつく長い堀越峠を越えます。これまたバス代が安く感じるほどの上りっぷりです。ようやく峠に到着。峠を越えると、上りの長さ、険しさに比べ、反対側は緩やかです。で、峠を越えた最初の停留所で下車。峠からあまり下っていないので、かなりの標高(位置エネルギー)を保ってのスタートとなります。

バスの走っている国道をそのまま走ると、最後に昨日のコースに合流し、飛騨金山駅に戻ってしまうので、早々に国道から離れます。最初のうちは川沿いの下りですが、こちらのルートも飛騨金山へ行ってしまうので、再度分岐し、本日唯一の峠越えとなる笹方峠に挑みます。地図では標高や傾斜がよくわからず、謎のままやってきた部分です。車が殆どこないので、2人並んでしゃべりながら、ゆっくりと上ります。前方の山の中腹上方に道が見え、折り返してかなり標高を稼いでいることを伺わせます。しかし傾斜はそうきつくなく、マイペースで上っていけます。やがて、思ったより早く峠に到着。ここの峠は我々の上った側の方が標高が高いようでした。(要は楽な方向に越えた)

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峠を越えると、渓流沿いの1車線幅ぐらいの道になります。

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途中、廃校らしきポイントに遭遇。

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湧き水ポイントを発見し、湧き水マニアのY永さんが吸い寄せられます。もう、郡上おどりの未練は断ち切れてるのかな?

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やがて、Y永さんが急角度で旧道に入り、続いて曲がるとタイヤのグリップが変。パンクです。Y永さんはどんどん行ってしまいます。が、こんな山奥でもこのポイントは奇跡的に携帯が通じます。メカニックY永の手さばきは見事で、私の1/10ぐらいの時間でパンクをクリアーします。さすが!

中流域に入ったのか、下りの傾斜は緩くなり、川幅が広がり、川原も現れます。川原ではバーべQをやっているようです。

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だいぶ暑くなってきました。森林浴区間のような感じの良い区間に出ます。

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が、ここは間違いで、いつの間にか別の支流を遡っています。このまま行くと飛騨金山です。結局写真の区間を往復して、本来のコースに復帰します。しかし、このミスコースの地点から車の量がどっと増え、楽しい渓流ツーリングは終わりを告げ、あとはゴールに向けピッチを上げます。

東海環状自動車道をくぐると、国道を離れ、坂祝へと向かうルートに進路を取ります。山間地域を抜け平坦部に出てきたわけですが、まっ平ら、やや逆風、直射日光を遮るもの無しで、最後に苦行が待っています。(とにかく暑い)

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灼熱の10kmほどを走りきり、ようやく坂祝駅に到着。ゴールです。

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岐阜まで鈍行に揺られ、岐阜からは昨年と同じく、ワイドビューしなのに乗ります。大垣からは勾配を迂回するルートに入りますが、前々回にY永さんに説明したことを覚えていてくれたので、今回は、VVVFの説明しながら帰途につきました。

2日目の走行距離は、81kmだったと思います。
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