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神戸の海沿いに住む自転車好き親父のブログです。Team ZitaBataに所属。自転車或いは、自転車に乗るためのKS(家族サービス)活動などの話題を取り上げたいと思います。コメントは大歓迎です。

2014 再びの、中音水 森林鉄道跡へ

2014年6月1日

CIMG8124.jpg 
 
今日は2回目の、「山あそ」さん主催の中音水にある森林鉄道跡の探索です。  

今回は、おっさん4名での探索です。

まずは、林道歩きが2kmほど続きます。傾斜がそうきつくないのと、朝はまだ元気なので、おしゃべりしながら進めます。


林道終点に着きます。Uターンできるスペースもなく唐突に終わっています。
まだ、延ばすつもりなのでしょうか。

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そして、引原川支流源流への碑。

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ここからガレた斜面を行き、土砂で埋まった砂防ダムを横断し、一段下にある林鉄跡のスペースに下り立ちます。

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前回より倒木が増えたように感じるのは気のせいでしょうか。


第1関門登場です。

CIMG8117.jpg



桁が細い上に、鉄製で滑りそうなので、絶対にムリです。

下を迂回しますが、沢の斜面も急峻で、これまた斜面下にずり落ちそうで、苦戦します。

やっとの事で対岸に上り終えると、後ろにいた筈のメンバーは、桁の上を渡り、先着しています。


続いては、コンクリートの桁の橋。

CIMG8120.jpg



これは、桁の幅があり、滑らないのを前回確認済みなので、渡って行きます。


更に林鉄跡を進み、谷底にあった川の流れが上がって来ると、川を渡るポイントです。

CIMG8124.jpg



もちろん、渡れません。

川の石を伝って対岸へと渡りますが、ここ数日、雨が降っておらず水位が低いのと、ストックのおかげで前回よりは容易に渡れます。
(前回もストックは持っていましたが、初めて使ったので有効に機能せずでした)

と言いつつも、実は川中にある石の上で滑り、対岸に着いたときは、心臓がバクバクしていたのは内緒です。

ただ、橋を渡れるメンバーもいたりします。

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ここからは、今まで遡ってきた谷の対岸を下流方向へ戻りつつ、高度を稼ぎます。

沢を渡り、

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石垣の上の路盤跡を辿っていくと、

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入口を発見。

CIMG8142.jpg



入口が歪んでいるように見えるのは、このトンネルが大きくカーブしているためです。

内部はこんな感じ。

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前回は路盤は乾いていましたが、入口付近の前が崩れてきたためか、水が溜まりつつあります。
あと何年かすると、水没隧道になってしまうかも。

我々が入り込むと、コウモリが飛びまわります。

で、撮影成功。

CIMG8153.jpg



右上に小さく写っています。

アップ。

コウモリ



トンネルを脱出すると、180度方向転換し、先程の路盤より、一段高いところを行きます。

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下に見えるのが先程の路盤です。

ほんのちょっとずつしか高度を稼げないのが、鉄道である林鉄の制約というか、宿命です。

で、トンネルを掘ったり、橋を架けたりと、こんな山中に大規模な土木遺産が残る訳です。


更に行くと、コンクリート橋が2連続のポイントへ。

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(反対側から撮ってます)

すぐに次の橋があります。

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2つの橋をいっしょに収めます。

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車輪が落ちています。

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そしてその先には、ひときわ高いコンクリート橋が。

CIMG8175.jpg

(この写真では、さっぱりわからないですね)


前回来た際は、木の枝が張り出し、とても渡れるような状況ではなかったのですが、今日はスッキリしています。

でも、高さが今までとはケタ違いです。

渡った先には、見事な切り通しがあるのですが、やはり、この橋はパスします。

ここで、この橋の渡っている沢に沿って一旦下ります。


川の本流部分まで下ります。
さきほど、石伝いに川を渡ったポイントです。


林鉄跡は、川の本流に沿って、かなり上の方の斜面を遡っています。

我々は川に沿って遡ります。

炭焼き釜の跡があります。

CIMG8178.jpg



だんだん標高差が縮まり、近づいてくるのです。

途中、こんな滝があったりと、森林浴ハイキングとなります。

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ただ、谷を渡る風もちょっと暖かいとうか、暑いです。

こんな山中で、この暑さですから、今日の下界は相当な暑さなのでしょう。


谷で昼食を摂り、更に遡ります。

変わった植物が生えています。

CIMG8184.jpg



色が無いので、菌類でしょうか。


林鉄跡との比高が縮まってくると、飯場跡が見えてきます。


これは、お風呂と、トイレの跡です。

CIMG8224.jpg



凄い山奥に暮らしていた訳です。

でも、電線や、発電機の小屋らしき跡はあるので、電気は灯っていたようです。

林鉄があるとはいえ、毎日、里から通える距離ではなかったのでしょう。

どんな思いで、毎日、寝泊まりされていたのでしょう。

お風呂は楽しみの一つだったと思われます。あと、楽しみといえば、仲間との酒盛りぐらいかな。


ここから少し遡ると、川の本流を大きく跨ぐ橋です。

CIMG8196.jpg



林鉄跡は、この先で行き止まりなので、川の対岸へ渡っていたようです。

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前回もそうでしたが、今回も、この橋には見とれてしまします。

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この上に線路があり、材木を満載した貨車が、川を渡って行き来していたのです。

ただ、対岸寄りの橋脚は倒れ、木の橋脚が立っています。

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もう一度たもとに戻り、全体を眺めます。

前回はここで引き返しましたが、今日は更に対岸へと渡ります。

幸い、水量が少ないので、渡りやすいです。
(と言いつつ、滑って冷や汗をかいたりしています)


まずは、上流寄りにある滝までいきます。

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で、引き返しますが、こちらの岸にも林鉄跡はあります。

しかも、2段も。

スイッチバックしていたのでしょうか。


上段の路盤はどこまで続いているのか辿ってみたいところですが、もう引き返さないといけない時間帯です。


今度来る機会があれば、「トンネル方面の支流部分の探索をカットすれば探索できるのでは」、或いは、「飯場跡にキャンプすれば(夜になると獣が出そうで嫌ですが) 探索できるかも」などと言いながら、下段の路盤跡を辿って戻ります。

対岸側の下段の路盤後は、あの橋のところで終わっています。

というより、ここで橋を渡っていたのでしょう。

至近距離に、雄大な橋脚が見えます。

CIMG8217.jpg



丸太が一本乗ってますが、苔むして、いい感じです。

だたの橋脚跡ですが、全員で見とれてしまいます。


今は何もない山中に、かつては産業があり、この橋は活きていたのです。

林鉄が材木を載せて渡っているところを見たかったものです。

せめて写真でも残っていたらなあ と思います。


でも、我々は帰らねばなりません。

まずは目の前の川を渡らねば。

川へと下り、飛び石伝いに渡り、対岸を上り返して対岸の路盤跡へと復帰します。


行きは川沿いを遡って来ましたが、帰りは中腹の路盤跡を行きます。

もちろん、路盤跡を行くと、どこかで川の部分まで斜面を下らねばなりません。


前回、下りに使ったと思われるポイントを過ぎ、どんどん行きます。

木には、「大垣赤布」 と呼ばれる目印がぶら下がっていたりします。


やがて崩落地帯に。

路盤が落ち、倒木が折り重なって、行く手を遮っています。

一旦斜面を下り、急な斜面で木の下をくぐり、今度は路盤へと戻るべく、上って行きます。

しかし、私は上り過ぎ、路盤跡の遥か上へと行ってしまいます。

下れば良さそうですが、急傾斜のところでは、私のような素人は、上る事はできても、下るのは難しく、とても下れそうにありません。
そのまま滑って下まで行ってしまいそうです。

仕方なく、そのまま高巻きしつつ進みます。

急な斜面に手こずりながら、ようやく路盤跡へと下り立ちます。


その先には、AMに橋の向こうから眺めていた切り通しが。

CIMG8227.jpg



岩の尾根が、スパッと切り取られています。

CIMG8232.jpg



見事です。


で、その先は、AMに渡るのを諦めた橋が・・・

CIMG8231.jpg



高いです。しかも、橋台の下がえぐれているのが見えます。

こっ、これを渡るのですか?・・・

となりましたが、幸いバックする事に。


でも、下りると決めたルートは、崖の踏み跡。


上りならなんとかなりそうですが、下るのは、超難しいかも。


と思っているうちに、前の2人はどんどん下って行きます。


で、私も続こうとしますが、グリップが効かない。


表土上の落ち葉ごと滑り落ち始めます。


なんとか、手の届くところにあった木にしがみつき、滑落を防止。


でも、急斜面の途中で一時停止しただけで、何の解決にもなっていません。
手を離せば、崖滑りを再開する状況です。


あいかわらず、グリップも効かずもがいていると、下から横へ移動するようにとの指示。


このまま真下に下れないのは判っていますが、斜面を横に移動しようにもグリップが。


お尻をつくな、との声が。


あと、つま先ではなく、かかとに重心をかえるようにとの下からの指示に従い、ようやく斜面を横に移動し、なんとか下り立ちます。


斜面の下りで、スキルの違いが際立つようです。


川を渡り、最初に辿って来た路盤跡へ。あとは来た道を帰るだけです。


コンクリートの橋は渡ってクリアー。


ちなみに、高くて渡らなかった橋と、ここの橋は、同じ造りですが、ここは低いためか、みんな余裕で渡ってしまうのが不思議なところです。


で、最後の鉄の橋。


ここは下に迂回します。


先の2人は余裕で下って行きます。


が、ここの下り初めが怖い。


というか、滑り落ちたりしたら、沢の滝へとまっしぐらです。


ちょっとした岩が飛び出しているのですが、これを越えようと踏ん張りたいが、足下が安定しません。


怖いので、どんどん屈んでしまい重心が下へ。


下へ落っこちないように、斜面側に体を傾けます。


しかし、足下は安定せず。


ここの斜面を斜めに下れないと、帰れません。


にっちも、さっちもいかず、止まっていると、またまた指示を頂きます。


まずは、上体を起こすように。


次に斜面側に体を傾けず、まっすぐに立つように。


そして、腕をもっと上げるように。


言われる通りにします。


上体を起こし、腕を上げると、重心が上がり、不安定になるような気がしますが、力がまっすぐ下に行くようになり、逆に安定します。


そして、最後に、かかとで踏ん張るように。


不思議な事に、斜めの斜面で踏ん張れるようになれます。


なんとか沢の下に下り立ちます。


で、上り返しは何の問題もなく上れます。


最難関をクリアー。これで帰還は約束されました。


でも、前回来た際もここは帰りに通っています。


以前より、斜面が崩れて難易度が上がったのでしょうか?


この先で、ガレた斜面をよじ登り、林道に復帰。

無事、生還を実感すると共に、直射日光直撃の林道は、灼熱地獄です。


今日は林鉄の切り通しや、橋の対岸側を新たに探索できたとともに、下り斜面でのレベルがちょっとだけ上がったような気がします。


とはいえ、皆さんのアドバイスがあっての事。


1人ではとても行けないエリアです。


あと、帰りは、林鉄跡と、その少し上を行く林道がどこで交わるのか、或いは、林鉄跡はずっと、林道の下に続いているのかを観察しながら帰ります。

初めは標高差のあった林道と、林鉄跡ですが、だんだん比高を縮めて行きます。

で、とあるところでは、古い石垣らしき上に、別の石垣が載っているのが観て取れます。


ということは、あるポイントより下流寄りは、林鉄跡の上に、林道が乗っかっており、林鉄跡は、もうないようです。

メンバーの推測ですが、林鉄跡より林道の方が幅が広いので、幅員を確保するために山側を削り、その土砂の処分方法として、林鉄跡に盛って林道を造ったのでは
ないかと。

確かに理にかなっているように思います。


そういった話をしているうちに、2kmほどの林道を下り、スタート地点に帰って来ました。


ちなみに、この山中には、インクライン(ケーブルカーの林鉄版)があり、山の上の方には上部軌道という林鉄跡もあるとか。

ただ、こちらは難易度が高く、気楽には行けないと思いますが、まだまだ産業遺構は眠っているようです。


でも、今日はここまで。「山あそ」 さん、ありがとうございました。


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