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神戸の海沿いに住む自転車好き親父のブログです。Team ZitaBataに所属。自転車或いは、自転車に乗るためのKS(家族サービス)活動などの話題を取り上げたいと思います。コメントは大歓迎です。

2009 とびしま海道 & しまなみ海道 ツーリング(サイクリング) 2日目編       大崎上島 大三島 生口島 因島 向島 岩子島(隧道)

2009年5月2日 ~ 3日

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1日目は天候にも食事にも恵まれ、満腹のまま22時頃には就寝。
翌朝は、オーナーにちょっと無理を言って、朝食を7時スタートにしてもらいます。
朝ご飯を早くしてもらったのは、島を脱出する船が朝に集中しており、これらを逃すと次は昼前までないため。それと、港の近くには、前回(3年前)には気付かなかったあるものがあり、これをどうしても鑑賞したいためです。

朝食には、ラーメンばちほどの大きさの器に、鯛のアラの入った味噌汁が出ます。これがまた旨い!

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オーナーからは、自転車の値段を聞かれたりします。どこから来たのかの問いには、加古川在住のYさんが、「神戸から」と答えています。今回のツーリングで何度か聞かれましたが、すべて加古川のYさんが、「神戸!」と答えています。
馬鹿正直に、「加古川!」って答えたら、神戸とは反応が違うんやろねー。「どこ?それっ?」とかなるんやろかって茶かすとムッとしました。西日本で、「神戸!」と答えた際の印象の良さは、今までのツーリングで実証済みです。東日本ではダメですが。
西日本: 「おっ、神戸か 住んでたことがある」とか、「知り合いがいる」とかの反応から会話が続きます
東日本: 「フーン」って顔で、終わります。

あと、インターネットでもっと積極的にアピールすれば、サイクリストの客が集まるのではといった会話をしますが、ゆったりと過ごして頂きたいので、あまり多くの予約は取らないととの事です。今回は我々を含め2組泊まってました。
朝食が終わると、すぐに出発です。

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港までは推定、5~6km、途中、小さな丘を越える部分があります。その手前に祠が。なぜか拝み始めます。道中の安全でも祈願しているのでしょうか。

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1kmほどで丘越え区間に入ります。しかし、それほど高くは無いです。朝食後ですが、「朝飯まえ」といった感じで越えていきます。丘の一番高い見晴らしの良い部分には、立派な旅館が建っています。民宿のオーナーは、「なぜあっちにしなかったの?2,000円~3,000円の違いでは」とおっしゃっていました。今、値段を調べてみると、3人の場合、確かに平日は1泊2食9,800円ながら、GWは17,000円とあります。やっぱり民宿が良いです。

この島に限らず、島には造船所のあるところが多いです。

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造船所沿いの道を辿っていると、突然、建造中の船が現れたりします。なかなかの迫力です。

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やがて、木江の町に入ります。ここは古い港町で、昔の町並みが残っています。

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昭和どころか、もっとタイムスリップしたような趣です。

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ここであるものを探します。お目当てのものを発見。早速、撮影。

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なんと、木造5階立ての建物です。しかも現役で今も人が住まれています。ちょうど住人の方が帰ってきました。写真ではYさんの陰に隠れて見えませんが。上の方の階は使われていないようです。

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海辺には、趣のある建物が残っています。

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目的を達成し、港へと向かいます。次の船は、9:23発の今治行き、快速船です。この船は、’99年に初めてしまなみ海道へやって来た際に、帰りの負荷を減らすために、今治から大三島まで乗った船です。

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港には海辺に下りる階段がありますが、途中から水中に没した状態になっており、なんとなく不気味です。そこへ頼みもしないのに期待に応えるかのようにYさんがやってきます。格好のモデルです。しかし、よくあんな滑りそうなところにSPDシューズで立てるものです。

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我々の他、ママチャリのおっさんが4人ほど船を待っています。

そこへ快速船が到着。しかし、後方の甲板は既にチャリが満載。次の船にしてくれとの事。次の船と言っても、昼頃までありません。慌てて折りたたみ、客室内に持ち込みます。折りたたみ自転車でなかったら、スケジュールが崩壊するところでした。
乗り込んだと思ったら、いきなり出航しています。バスのような船です。客の扱いも、動きも。

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この船、今治行きですが、途中、向かい側にある大三島の宗方に寄りますので、そこで降ります。大三島まで辿りつけば、しまなみ海道でつながった島なので、本州と地続きとなり安心感が違います。宗方へは15分ほどで到着。

ここから島の南側を経由して、島の東側を辿るしまなみ海道を目指します。南側のルートは、海岸線沿いに道のない区間があり、みかん畑の中を斜面の中腹まで上ったりせねばならず、やや手ごわい道です。
途中、旧道であれば山越えであった区間が、トンネルで救われたりしながら東岸に出てきました。
伯方島からの橋の手前で、しまなみ海道の自転車・歩行者道に合流します。いきなりロードレーサーが立て続けに通過します。
しまなみ海道に初めてやってきたときは、ちょっと寒いシーズンだったせいもあるのでしょうが、立派なサイクリング道にもかかわらず自転車は思いの外少なく、寂しいやら、勿体ないやらといった感じでしたが、今日の活況ぶりは自転車のブームを実感します。
それとロードレーサーに乗って颯爽と駆けていく女性ライダーが多いのも嬉しくなります。といっても、女性ばかりのグループというのはあまりなく、カップルか、グループが中心ですが。伯方島への大三島橋で記念撮影。

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この際、シャッターを押してもらった方は、レンタサイクルで尾道から今治へ向かわれているとの事ですが、そのレンタサイクルは前後変速付きの憎いやつ。ママチャリではありません。

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これなら橋ごとに上り下りのあるしまなみ海道もクリアーできそうです。ちなみに、尾道のレンタサイクルは朝7時から営業しているそうですが、このようなハイスペック車は数に限りがあるので、朝6時から並んだそうです。乗り捨て可能で、今治で返却して、帰りはバスで帰るそうです。
ちなみに帰ってからインターネットで調べてみると、サンライズ糸山(今治)には、ロードレーサーや、クロスバイクのレンタサイクルもあるようです。まさに、チャリのメッカになりつつあります、しまなみ海道。

多々羅大橋手前の道の駅を目指します。我々は歩道ちっくな自転車道を行きますが、車道の方をロードレーサーは次々に追い越していきます。
レースやサイクリング大会でもないのに、こんなに自転車が走っているなんて、日本でもここぐらいではないでしょうか。
11:30過ぎに、道の駅に到着。ここで昼食にします。昨日の昼は、粗食気味だったので、今日は海鮮寿司丼をオーダーします。

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そのあと、Yさん、Oさんは、みかんの生しぼりジュースをオーダー。

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いよいよ多々羅大橋にとりつきます。距離は長いけど、どこまでも緩やかなアプローチで橋に辿り着きます。

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しまなみ海道の橋部分の自転車道は、アプローチ道の緩やかさといい、高速道路規格の橋にくっついた自転車走行部分(歩行者と共有だけど)といい、生活道の色合いの強いとびしま海道の橋の歩道とは、明らかに造りが違います。どうしてこんな高規格な自転車道を造れたのかは不明ですが、橋と橋の間はシーサイド区間で景色も超一級であることも含め、日本一どころか、世界でもこんなレベルの自転車道は数少ないのではないのでしょうか。

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生口島に入ります。計画では島の南側を通り、岩城島へ渡り1周しようかと考えていましたが、船の時間が合わず、岩城島は諦め、その代わり島の北側のサイクリング道を辿り、因島へ渡ります。

因島は最短ルートのサイクリング道を辿って、向島へ抜ける予定をしていましたが、因島をぐるりと大回りする事にしました。
下の地図の、緑色が当初の予定コース、オレンジ色の部分が変更後のルートです。


より大きな地図で とびしま&しまなみ海道 を表示 


生口島に入り、追い風モードになった事もあり、車道を疾走します。ときおりロードレーサーのグループが追い抜いていきますが、我々も1グループ、ロードの集団を追い抜きました。生口橋に到着。

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50円払い、生口橋を渡り因島へ。橋の端っこが自転車道になったている訳ですが、これって高速道路に歩道が付いていて、すぐ横を走れる訳ですから、やっぱり珍しいシチュエーションだと思います。明石海峡大橋もこのように渡れたらなあと思います。明石海峡大橋の場合は、車道の下にもう一層、管理用道路があるので、あそこを解放できれば可能なのですが、橋の部分だけで4kmもあり、アプローチを含めるともっと長くなるので、実用性としては低いんでしょうね。途中でトラブルが発生しても大変だし。

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因島では、本来のルートの北に向かわず、南に向かいます。土生の町へ向かいますが、この付近は路側帯が殆どなく、車も多いので注意が必要です。
3年前に弓削島へ渡った土生港を過ぎると、1回目(’99年)のしまなみ海道ツーリングで昼食を摂った中華料理店の前を通過します。もう10年も経ちましたが、変わっていません。Oさんも覚えていました。

やがて島の南側へやってくると、海沿いは造船所が続きます。東岸を北上開始しますが、造船所があるためか住宅も多く、本州とそう変わらない光景となってきました。淡々と北上を続けていると、Yさんが「見たくないものを見てしまった」と不吉な一言。前方を見ると、岬状に延びる斜面の中腹を道路が駆け上がっています。

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地図を見ると、この先は8kmほど続く「因島水軍スカイライン」と言われるルートのようです。岬があると上り、谷があると川の高さまで下りるという道路の繰り返しが予想されます。迂回するとなると、西に進路を取り、島の真ん中を横断し、西岸に出るコースがありますが、岸に出てくるポイントは、土生。さっき通ってきました。スタートに戻ってしまいます。結局、腹をくくって、「因島水軍スカイライン」を突破することにします。
先ほど見えた上りは、見えた以上に急で、後の事を考え、Oさんと押して上ります。てっぺんらしきところまで行くと、下りに転じますが、その後は予想通りの展開で、岬に向かって上り、谷に向かって下るの繰り返しです。

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ただ、しまなみ海道のメインルートほどではありませんが、たまにサイクリストがやってきます。女性ライダーもいます。やっぱりチャリブームは本物なのでしょうか。

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ようやくスカイライン区間が終わり、水の向こうに海岸線を行く国道が見てきます。どうやら「因島水軍スカイライン」を突破したようです。

しかし、国道を前にして、我が道はかなり手前より内陸方向に向きを変えます。国道方向に延びる農道に入っていきますが、水路に阻まれ国道に渡れません。どうやら、入江だったところを干拓した土地のようです。橋のあるところまで内陸へ大きく迂回し、ようやく国道へ。

結局、因島を3/4周し、因島大橋へ。

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この橋は、唯一、車道の下の層を走ります。ただ、幅が狭くて走りにくいです。歩行者もいるので、ロードレーサーで行かれる方は、スピードに注意が必要です。

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最後の島、向島に上陸、と言いたいところですが、向島の西にあり赤い橋でつながっている岩子島へと向かいます。

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ここの橋は、車道と、歩道のセパレートタイプです。いや、そんな事はどうでも良いです。岩子島のだいたいの地理は頭に入っています。

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もう時間が無いので、獲物に向かってノンストップで走ります。島の中央部に向かい、緩やかな坂を上ります。向かう先には大きな山はありません。人家がときおりある何の変哲もない道です。ところが突然、不自然なものが現れます。トンネルの入口です。

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道はそのまま吸い込まれて行きます。岩子島隧道です。

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ちなみに、トンネルの横には上方に上って行く道があり、地図で見る限り、トンネルを通らずとも反対側に行けそうです。トンネルは入口こそコンクリートの普通のトンネルですが、真ん中は素堀りです。

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照明付きで、舗装もされています。しかし、内部はS字にカーブしています。1車線分しかありませんから、内部で車同士が鉢合わせになればどちらかはS字のトンネルをバックしなければなりません。車では通りたくないトンネルです。その筋のHPによると、全長94m、幅員3.8mとあります。竣工は1951年との事で、戦後生まれのようです。

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トンネルを抜けると下りに転じます。島のちょうど真ん中付近に下り立ちます。そして、そのまま直進すると再度上り始めます。次に現れるのは、浜之浦隧道。

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こちらは、一回り小さく、照明もなし。同行者は早く出たがって、落ち着いて写真が撮れません。慌てて撮ったので、ストロボがOFFになっていたのか真っ暗な写真ばかり。入口付近はコンクリートですが、真ん中は素堀りでした。延長71m、幅員2.8m、竣工は1958年との事。

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トンネルの向こうは海です。

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島の中央を2本のトンネルで貫通して、東西を結んでいるようです。でも、今は海岸線に島を1周するルートがあるので有り難みも薄れているのかもしれません。トンネルで引き返し、向島へと戻ります。

尾道への渡船乗り場へと急ぎます。この区間は10年前に初めてやってきたに走ったコースです。あのときは追い風だった事もあり、ラストスパートは40km/h近いスピードでちぎり合いをしましたが、今日は大人のペースで渡船の乗り場へ。

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ちなみにこの渡船、21年前の卒業旅行で乗りました。

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尾道で、尾道ラーメンを食べ、帰路につきます。乗り換えの一番楽な西明石で下りたい私は、岡山から「こだま」を選択。500系こだまで、指定席はガラ空きで殆ど人がいません。「こだま往復割引きっぷ」に解放すれば良いのにと思いましたが、やっぱり上等すぎてダメかな。というのは、指定席は、2人席 + 2人席 で席が大きいだけでなく、前の座席との間隔も、いつもになく広いです。どうやらこの車両は、500系の元グリーン車の車両のようです。ゆったりとした座席に座っていると寝てしまいそう。

世間では高速道路がギネス級の渋滞の中、電車利用で、しかも一度も立つことなく、ツーリングを終えることができました。

ちなみに2日目の走行距離は、88kmでした。

今回は、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、大崎上島、大三島、生口島、因島、向島、岩子島の10島を巡りました。



  
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